【宿主の徒然日記】

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木島平コブ滑走訓練所
出来そうなことだけをお試しいただきます
本日のコブ講習は隣県にお住まいのIさま。
ブログをご覧になり、お申し込みいただきました。雪で大変な中、まことにありがとうございます。

お仕事は夏場は果樹農家、冬はスキー場のリフト係に従事されているそうです。
スキー歴は5年なるも、非常に練習熱心かつ研究熱心なスキーヤーさんです。

どんな斜面でも滑り降りられるワザを身につけたいとのこと。
何度か地元のスキースクールに入校されたことがあるそうですが、少々ご不満の様子。

急斜面で安全に滑るにはどうしたらいいのか?

とお尋ねになったところ、イントラさんからこう言われたそうです。

谷回りからしっかりとスキーをずらしていくのです

しかしご本人曰く、「とても難しく出来なかった」そうです。

トホホ。。。(x_x)


2012年頃のスキー雑誌にはこの方法論が乱れ飛んでいた印象ですが、実はこの技は非常に高度です。


基本的に斜面を一定の速度で降下するには、どこかでブレーキをかけなくてはなりません。(指導員は何が何でもブレーキという言葉を使いたがらないが。。。。w)
普通の感覚では山回りでブレーキをかけるのが自然な運動であり、「山回りでのブレーキ要素を取り除くために谷回りにおいてもブレーキを掛ける」という運動は、一般スキーヤーには大変困難なワザです。

仮に出来たとしても、実際にやってみると、いまひとつ不自然であり、実際のゲレンデにおいて必要とされる技かと云えば、決してそんなことはありません。

実際の誌面における連続写真がこれです。

谷回りでスキーを外に押し出しエッジングし、山回りでのスキー操作を避けるという運動を実践したものだそうです。

CIMG2752.jpg
写真5-6で切り替えが行われ(時計で言うなら12時の位置)、直後に谷回りに入っています。
谷回りとは切り替え後、スキーが真下に向くまでの間の落下を意味しますから、この写真では6-10がそれに相当します。

山回りではエッジングを避けると明言しておきながら、山回りに差し掛かった10-11付近で激しく雪飛沫が舞っていませんか?
本人の言葉とは裏腹に、6-9の谷回りでは雪飛沫は立たず、ひたすらカービングしながらスキーが前進していませんか?
確かに9-10付近ではかなり強くスキーを外に押し出そうとする操作をしていて、体が弓なりにしなっています。しかし、本人は一生懸命ずらしているつもりでも、残念ながらそれは伝わっていません。

ハイレベルなスキーヤーは皆「出来る」と言い張るでしょうが、技術選手権で優勝した日本一スキーの上手いK木氏でさえ、誌面の連続写真を見る限りでは出来ていないのです。
本人はやっているつもりですが、残念ながら「つもり」や「意識」では誰も納得しません。

さすがK木!谷回りでズレまくってコントロールしてるよ!

と見た目にもハッキリと判る手本を見せるべきでしょう。

確かに、谷回り状態でのカービングターンにおいても板のたわみが生じて、摩擦抵抗と除雪抵抗が生まれているわけですから、デモ曰くの「エッジング」「コントロール」はそれなりに行われてはいると思うのです。
しかし、山回りでの激しい雪飛沫は本人のいう「山回りでは操作を避ける」という滑走感覚(理屈)とは矛盾しています。

加速する谷回りをしっかり長く取り、ブレーキング要素の多い山周りを出来るだけスムーズに抜け出す

などといった表現なら十分理解できますが、谷回りでエッジングし、山回りでエッジを解放することなど、運動力学的に見ても少々無理があり、出来たとしても、そこに合理性を見出しにくいものです。

以前の記事でもコメントをいただきましたが、イントラの言っていることとやっていることが違っているケースはかなり多いのではという気がします。

しかし素直で純朴で従順な基礎スキーヤーはイントラの言うことに逆らえません。
でも、ハッキリと言えばいいのです。

私にも出来そうなことを教えてください

と。

わずか数時間の講習です。たかが数時間の講習でこれまで積み上げてきたスタイルを大きく変えることなど不可能です。

教程に縛られるがあまりに、レベルを省みない曲芸まがいのワザを教えるよりも、その人が確実に出来そうなことを教えて差し上げることが重要です。

コブでも同じ。

先落としは出来たほうがいいですが、出来なくてもコブは滑れます。
吸収動作は出来たほうがいいですが、出来なくてもコブは滑れます。
抱え込みは出来たほうがいいですが、出来なくてもコブは滑れます。

でも

コブでのストックワークが上手くいけば、技術不足を相当補ってくれます。

目指す目標達成のための手段は決してひとつではありません。

複数存在する手段の中から、その人が実践できそうな方法で攻略法を見出す。
決して欲張らず、できることから。。。。。


【17日22時現在のコブ講習予約状況】

*2月18日 中野市のX様 日帰り講習のお申し込み頂きました。
*3月5日、6日 宿泊での講習お申し込み頂きました。

2月18日 日帰り講習1名
2月19日 4名
2月20日 3名
2月21日 日帰りプライベート 1名
2月22日~23日 ワタシ1級だ!特別講座 4名 残席2(*相部屋のみ)
2月27日 日帰りプライベート 1名
3月01日~02日 満員
3月03日 休講
3月05日 1名
3月06日 1名
3月07日~12日 コブキャンプ5日コース 2名
3月15日~16日 週末スペシャル 受付中
3月21日~23日 3連休スペシャルは、21日のみ満員 *残席3 



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コブが滑れないと悩むスキーヤーの駆け込み寺・木島平コブ滑走訓練所所長兼「みゆきの杜ユースホステル」宿主の中村英孝です!
自らの上達過程を経験のみでご指導申し上げる画期的コブ専門教習所です。
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Author:miyukinod

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