【宿主の徒然日記】

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木島平コブ滑走訓練所
デモを筆頭とする指導員を神格化していないか? スキー界の悪しき伝統
去年だったか、一昨年だったか。
木島平のコブ斜面がカチカチに凍り、かつピッチの超狭い、非常に厄介なコンディションだった日のこと。

全日本技術選に毎年出場しているとあるスキーヤーさんが生徒さんを引き連れてコブレッスンをしている姿を見かけました。

気を抜けば誰だって途中ではじかれてしまうようなコンディションです。
当然のごとくそのスキーヤーさんも見本を見せつつも時折はじかれるシーンがありました。

とにかく厳しいコンディションだったのを今でも鮮明に覚えています。

その日のブログ。
私は記事の一部にそのスキーヤーさんを実名で

全日本常連のXXXさんでさえ途中ではじかれるような大変難しいコンディションでした。

と書き込みました。

するとコメントで

実名出しちゃっていいんですか~? 名誉棄損ですよ~?

との指摘を頂きました。

何故??

ワタシとしては

超上手い人でも手こずるくらいの難コンディション

という単純なニュアンスを伝えたかったのですが、まさかの「名誉棄損」との指摘。

正直驚きを隠せませんでした。

全日本技術選に出場するようなエキスパートがコブで弾かれることは許されないのか?
はたまた木島平如きの(^_^)安易なコブで弾かれるようなことはエキスパートとして恥ずべきことなのか?
だったらレースで時折曲がり切れずにコースアウトし途中棄権するスラローマーを撮影し報道することが名誉棄損に該当するのか?

そんなワケありません。

数年前、優勝候補筆頭と言われた金子あゆみ選手が、過剰なまでの(?)ハイブリッドスキーの意識しすぎによってか、ウスバの緩斜面大回りで転倒した事象をどう説明するのか?
同じく、不整地小回りで派手に一回転してしまった宮下征樹選手は何なのか?


昔からスキー指導業界は「指導員は常にお手本でなければならない」という考えが根強く息づいています。

的確な指導よりも、むしろ的確な滑走見本を追求せよという考え方です。

どこのスキー学校のスタッフルームにもあるでしょう。

指導員は常に見られていることを意識せよ
指導員は常にお手本であることを自覚せよ

そんな張り紙。

そんな考え方が筆頭にあるがために、指導員研修会では指導技術向上よりも手本滑走体得に多くの時間が割かれる傾向にあるような気がします。

でもそれはちょっと違うと思うんですよ。

指導員だって生身の人間。失敗することもあります。質問に対して説明できないことだってあるでしょう。

指導を通じて自らを高めていくことは、どの世界にも言われることですが、自らの失敗がむしろ良い指導を生むものなのです。

失敗することによって、はじめてできない人の気持ちを理解出来るものです。
そして、どんなに上手い手本を滑って見せたところで、それが直接的には相手の技術向上に寄与するとは限らないということを忘れてはなりません。

上手すぎるデモは、失敗しない。そんなはずはありません。
人間は失敗する生き物です。生き物だから失敗するのです。

完全無欠であればあるほど、上から目線になります。できない人の気持ちに寄り添えなくなります。
スキー指導の世界では、時として教える側のハイレベル過ぎる技術がマイナスに作用することさえあるのです。

教えている側の滑走技術が誰の目で見ても本当に未熟であれば、それはそれで問題です。
でも、完璧な見本を見せるばかりではなく、時には失敗して「今の私の失敗の原因はXXです。なので貴方は○○を意識してトライしてみましょう」などといったアプローチの仕方の方が、レッスンを受けている当人にしてみれば、ずっと有効な指導だたりするものなのです。

デモを筆頭とする指導員。上手いのは分かっています。でも決して神格化すべきではないと断じて思うのであります。


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プロフィール












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コブが滑れないと悩むスキーヤーの駆け込み寺・木島平コブ滑走訓練所所長兼「みゆきの杜ユースホステル」宿主の中村英孝です!
自らの上達過程を経験のみでご指導申し上げる画期的コブ専門教習所です。
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Author:miyukinod

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