【宿主の徒然日記】

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木島平コブ滑走訓練所
SAJ小回り(ショートリズムターン)とバンク滑りの関係について
重力による落下を利用してスキーを横に向ける小回りが「ウェーデルン」。

昨今のハイブリッドスキー提唱以来、スキー教程が改定された今なお、SAJではこの概念を「ダサい」と決めつけているきらいがあり、あくまで横方向にスキーを押し出し「スピードコントロール」を行う小回りを推奨しています。

しかしSIAではいまなおこのウェーデルンテクニックを重要な要素と捉え、難関攻略のための必須テクニックという位置づけです。

SIA公式メソッドP39にこんなくだりがあります。

引用

SIAの伝統的な指導や技術検定において、完成度の高いウェーデルンは極めて重要な種目です。近年日本では比較的横方向のターンスペースをとったいわゆる「ショートリズム」のターンがもてはやされていますが、斜面変化やさまざまな雪質を常に安定して滑るには、ウェーデルンの習得が欠かせません。

引用おわり


この概念はコブにもあてはまり、「ショートリズム」のターンではコブには全く太刀打ちができないばかりか、急斜面では身の危険にさらされてしまうことにもなりかねません。

なので、ウェーデルンはいつでもどこでも技の一つとして繰り出せる癖をつけておかなくてはなりません。

そもそもショートリズムのターンのブレーキに掛け方は、ウェーデルンとは違っています。

ウェーデルンは抜重乃至足の引き戻しによってテールを軽くさせたうえで重力落下の勢いを使ってテールの振り出しを活用してブレーキを掛けるという仕組みに対し、ショートリズムのターンはターンの回転に伴う遠心力を使い、横方向への押し出しによるズレでブレーキを掛けるものです。

重力なのか、遠心力なのか、それだけの違いなのですが、スキーが横を向いていることをダサいと決めつけた誰かの鶴の一声によってその動きはNGとされてしまったわけです。

しかし、それらは、力のかかり方が縦方向なのか横方向なのかの違いだけであり、実は運動の質には大した違いはありません(とおもう)。

ところがいざ行うとなると、横方向の遠心力を活用するには、単なる横移動だけではズレを発生させることはできません。
移動したときに、横方向への脚力による力強い押し出しが必要であり、1級レベルスキーヤーにはなかなかそれが難しいのです。

それゆえにブレーキ不十分で「暴走」してしまう自称上級者が後を絶たないという現状を生んでしまっています。

しかし重力による落下ならば、能動的な足の押し出しはさほど必要ではなく、多くのスキーヤーはそのテクニックを活用することが可能です。

急斜面でのブレーキは、やっぱり重力落下力を使うのが至極普通のやり方といえます。

簡単にできる「スピードコントロール」方法があるにもかかわらず、それをあえて封印し、別の技を使う必要がどこにあるのでしょうか?

何もむずかしい技を躍起になって習得したところで、それこそ自己満足にしかなりません。
いや、検定満足でしょうか。

さて同じような運動原理にコブにおける「バンク滑り」と「縦ズラシ」の関係があります。

今から10年ほど前はコブにおけるテクニックはバンク一辺倒でした。
このバンクこそ、実はショートリズムターンの発展形だったといえそうです。

コブの裏側にスキーを当てて削るのではなく、コブの外側のすり鉢にスキーを押し当てて削る方法。

一見落差を避けることで簡単に回れそうな気がします。
かくある私もコブの初歩段階ではバンク滑りに徹していました。

地形によって自動的に振り子のごとく回っていく感じが面白いと感じました。

しかし、バンク滑りの欠点は、上手にやらないとスピードが出てしまうことです。

横移動により、すり鉢の縁をテールで削るのですが、そこに対して自ら能動的に押し出し操作をおこなっていかなければ、切り替え時にスキーが直進している時間も長くなりがちで、いとも簡単に加速態勢に突入してしまいます。

整地での横押し出しの「ショートリズム」ターンと同じ現象が起こります。


なので、今ではより汎用性の高い、オーソドックスな「コブの裏側を削る」滑りを行っていますし、ゲストにもそれを推奨しています。

スキーはなんだかんだいって、安全に雪の斜面を降りる手段なのですから。

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コブが滑れないと悩むスキーヤーの駆け込み寺・木島平コブ滑走訓練所所長兼「みゆきの杜ユースホステル」宿主の中村英孝です!
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Author:miyukinod

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